カラー ヘアケア

間違いだらけのカラーリング!トリートメントをする事で傷んでしまい、色持ちが悪くなるその真実とは?

2018年3月31日

市販のカラー剤じゃなく、
美容室でちゃんと
カラーリングをしているのに、

「色がすぐに抜けてしまう」
そんな経験はありませんか?

色がすぐに抜けてしまうから
またすぐに美容室に行き、

毎回染め直しているけど、
「美容室の良いトリートメントを
してもらっているから」と、

ダメージの事も安心していませんか?

実は、これが全て
間違っているんですよね。

髪の事を思って毎回している
トリートメントが、

色抜けの早さの原因や
ダメージの原因に
なってしまっているんですよ。

本日のお客様

ブログからご来店頂きましたお客様です。

髪が細く、柔らかいため、
一般的に色持ちが悪く、傷みやすい
デリケートな髪質です。

毎回暗く染めているのに
1ヶ月も経つとすぐに元の明るさ、
それ以上に明るくなってしまう

というお悩みです。

すぐに明るくなるから、
毎回フルカラーするという理由で、

担当の美容師さんに、
「傷まないようにトリートメントを
しておきましょう」と言われ、

毎回トリートメントも
していたそうです。

同じ経験がある方も多いはずですよね?

色抜けに関しては、
髪質やダメージなども
多く関係してきますが、

実はこの美容室でするトリートメントが、

色抜けを早くしてしまったり
ダメージになる原因があるんですよね。

カラーリングって薬剤を使い、
化学反応が起こる事で
色が染まるのですが、

化学反応を起こした髪は
髪の内部に薬剤の残留物という物が
残ってしまいます。

この残留物は日々のシャンプーで
1週間もすれば完全に無くなるのですが、

髪に残留物が残ったまま
トリートメントをしてしまうと、

髪がコーティングされるため
薬剤の残留物が髪の内部から
出れなくなってしまいます。

そうなると、

トリートメントのコーティングが
取れるまでの間、

ずっと髪の内部にダメージの元となる
残留物が残ってしまい、

その間ずっとダメージが
進行し続けてしまうんですよ。

その結果、

トリートメントのコーティングが
取れた瞬間、せっかくの色味も
一気に出てしまい髪も弱った状態に。

簡単にいうと、

切り傷にバイ菌が入っているのに
絆創膏が取れないようにずっと包帯で
ぐるぐる巻きにしている状態です。

どうなるか分かりますよね?

傷が悪化し、皮膚自体も
凄く弱ってしまうんですよ。

皮膚は細胞があるので
いずれは治りますが、

髪は細胞が無いので
1度傷んでしまうと
ずっと傷んだ状態が続いてしまいます。

考えてみると恐ろしいですよね。

今日のお客様にも
その事をお伝えさせて頂いた上で
フルカラーをさせて頂きました。

トリートメントをするのではなく、
薬剤の除去を徹底させて頂いた
フルカラーの仕上がりです。

仕上がり

トリートメント、ブロー無しの
乾かしただけの仕上がりです。
↓↓

トリートメントしなくても
ホホバオイルで適切に保湿するだけで
ツヤツヤなカラーリングになりましたね。

カラーリングで大切なのは
コーティングで綺麗に見せる事ではなく、

お客様が家にダメージを
持ち帰らないように、薬剤の残留物を
除去してあげることなんですよ。

薬剤の除去についてはこちらへ。
↓↓
実はパーマやカラー後がとても大切!その1

実はパーマやカラー後がとても大切! その2

しないと傷むと思っていた
トリートメントが、

逆に髪を傷めてしまい、
色持ちも悪くするという
衝撃的な事実ですよね。

今まで色持ちの悪さや、
ダメージにお困りのあなたも
これなら納得ではないでしょうか?

美容室でカラーリングをする事が
安心では無く、

カラーリングもする美容師によって
髪の状態が大きく左右されるんですよ。

美容室でのダメージの原因は
ちゃんと美容室で
解決してもらいましょうね。

カラーリング お客様実例

その他のカラーはこちらへ。
↓↓
行き過ぎたカラーリングによる褪色は◯◯で改善していくのが正解

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